無線技術コンサルティング

株式会社まいどスペースでは、有線・無線通信を通じた
情報通信システム構築に関するコンサルティングを承っております。

  • ご相談は無料です。
  • どんなメーカーの機器についてもご相談をお受けしております。
コンサルタントについてはこちら

弊社は【業務用の通信装置及びシステム】を対象としたコンサルティングサービスをご提供しております。
無線・有線、アナログ・デジタルいずれも対応可能です。

主要サービスカテゴリ

  • 無線基地局配置設計
  • 回線設計
  • 無線システム構築設計
  • 無線関連機器の開発
  • 回路設計

具体的なコンサルティング業務の一例

  • 難聴など不具合発生時の現地調査及び解決策の提示
  • 無線機器・システムの選択に関する客観的アドバイス
  • 製造廃止製品や部品調達不可能な製品の修理対応 ※可能な限り
  • 有線・無線通信を利用したオリジナル装置の開発・実用化
  • 無線機器の小型化に関する技術提供・製品開発
  • 異メーカー装置接続に関する技術提供・実務対応
  • 無線システム運用に伴うメンテナンスコストの削減提案
  • 無線システム導入時のセカンドオピニオン

得意分野

弊社は特に、下記分野について専門性と強みをもちます。

装置・システム主なお客様
列車無線、列車防護無線、鋼索鉄道用無線、非常通報システム など鉄道会社様
ダムテレメーター、放流警報システム電力会社様
移動無線システム、車両管理システム電力会社様、ガス会社様、道路管理会社様など
マリン無線(海岸局)港湾管理会社様
ヘリコプター無線航空会社様
防災無線、放送システム など自治体様
オーダーメイドでの各種装置開発
(必要な機能・性能に応じて設計・製作)
各種企業様、省庁(国土交通省、農林水産省、海上保安庁ほか)、無線機器メーカー様 など
コンサルティングの流れ(1)お問合せください

お問合せ(無料相談)

コンサルティングの流れ(2)弊社からご連絡いたします

弊社からご連絡

ご相談内容により、対応可否についてご連絡いたします。
判断にあたり資料や図面が必要な場合はお知らせしますので、ご提出ください。

コンサルティングの流れ(3)お見積もり金額を提出します

お見積り

費用が発生する場合は必ず事前にお見積もり書を提出し、ご承認いただいた後に作業を行います。

コンサルティングの流れ(4)成果物を提出いたします

成果物提出

成果物の内容は、各種設計資料(概要設計、仕様書、図面)、現地調査及び報告書、修理報告書などです。
※案件により異なります

過去のご相談事例を一部ご紹介いたします。

「無線・通信」関連のご相談事例

ご相談内容

列⾞無線で発⽣するノイズの原因を突き⽌めて解消できないか?

(鉄道A社様より)

列車無線指令卓で受信音に四六時中、電鉄特有ノイズ(60Hzの奇数倍)が混ざり音声が聞き取りづらい。改善できないか。

(鉄道B社様より)

新造車両の列車無線車上局の待ち受け時に、車両電源投入後、時間が経過すると操作器スピーカよりスケルチ雑音が発生してやかましい。

弊社の対応

指令卓でノイズが混ざったA社様の事例では、現地調査で実際のノイズ音を聞きました。ノイズ音から原因が分かり、特定の周波数成分を取り除く装置を設置することで、ピタリとノイズが解消されました。

電車でノイズが発生したB社様の事例では、車両に複数メーカーの電子機器が搭載されているため何がノイズ元なのか分からず、B社様は相談先も分からず困っていらっしゃいました。
お取引があったご縁で現地調査の協力を行い、ノイズを発生している機器を特定しました。原因機器が明確になったため、納入メーカーへ相談し、ノイズを取り除く対策を行うことができました。

補足

ノイズでのお困り事はよくあるご相談事例の一つです。
ノイズと一言で言っても、いつ発生しているのか、どこで発生しているのか、どんな音なのか、など様々です。
状況を整理していくことや、音を聴き比べること、現地調査をすることで原因を特定することができます。
ノイズの発生原因によって調査方法も多岐にわたるため、まずはヒアリングさせていただき、調査方法をご提案します。

ご相談内容

ゴルフ場での雷発生時、プレー中断・再開の自動放送案内ができないか?

(ゴルフ場の管理人様より)

雷が発生すると、お客様へ、ゴルフのプレイを中断して避難していただくよう案内する必要がある。
また広いゴルフ場ではプレイ再開の案内をお客様全員へ届けることが難しく、プレイ途中で帰るお客様が多く困っている。
避難通報とプレイ再開通報を放送音声で知らせることで、プレイが再開でき、料金払い戻しなどのリスクを回避する方法はないか?

弊社の対応

コース全体に放送が届くよう、雷探知装置と連携した無人放送端末の設置をご提案しました。
また、端末の設置場所に電源が無かったのですが、一般的な電源ケーブルや通信ケーブルを敷設する方法ではコストが高くなるため、当時としては新しい太陽電池を使った電源供給方法を提案しました。
最適な無線局を選定し、現地で試験を行い伝達エリアを確保するように設計しました。

ご相談内容

プラント施設の防爆エリアで、ガス漏れ等の異常音を検知できないか?

(石油プラントより)

ガソリン等を生成する防爆エリアにおいて、石油プラントの配管から漏れる蒸気やガスの噴出時の流出異常音を検知できないか。

弊社の対応

マイクを設置し異常音を収集する方法をご提案しました。
場所が石油プラントということで防爆を検討する必要がありました。エリア内の運転指令ビルの屋上に4本の防爆トランペットスピーカを収音マイクとして設置し、各種の音声帯域フィルターを組み合せて、異常音の検知を可能とした異常音探知システムを構築しました。

ご相談内容

声が聞こえにくい作業状況下で、会話連絡する方法はないか?

ガスタンク内の清掃作業時、防護マスクを着けてサンダーやサンドブラス工法作業をしている。フルフェイスのヘルメットを着けている上に、騒音が大きく会話ができないため、意思疎通が滞って困っている。

弊社の対応

フルフェイスのヘルメットを付けても連絡が取れる方法として、骨伝導マイクと騒音防護ヘッドフォンを提案しました。
フルフェイスのヘルメット、防護マスク、骨伝導マイク、ヘッドフォンと装備するものが多くなるため、作業に影響しないように機器を組み合わせる構造の検討を重視しました。
ヘルメットを付けた状態で通話が可能になり作業効率が上がったと喜ばれました。

「システム設計」関連のご相談事例

ご相談内容

列車無線システムの妥当性をチェックしてもらえないか?

(鉄道信号事業者様より)

ミャンマーで列車無線システムをODAで受注し、無線機メーカーA社でシステム設計を構築したが、システム設計の妥当性の調査をしてもらいたい。

弊社の対応

地上設備では基地局の設置場所、アプローチ区間の通信などを確認しました。
多周波数を切り替えて使用する方法だったため、車両での周波数切替方法や全体通信で矛盾がないかを電界強度の計算などでチェックし、改善点を提案しました。

「機器の故障・修理」関連のご相談事例

ご相談内容

メーカー保証が切れた機器の修理を頼めるか?

ヘリコプター無線の2系のリモコンシステムが故障して使えないのだが、メーカー保証が切れており修理を頼む先がない。修理してもらえないか。

弊社の対応

異メーカー装置ですが遠方へ出張して修理対応を行いました。
まず、装置をブロック毎に考え、図面を追いながら故障個所を特定します。装置の正常動作を考える想像力と、理論的に情報と状況を整理する力が要求されました。
本件は、幸い部品交換で復旧することができました。その後も継続して機器をお使いいただき、大変喜んでいただきました。

その他のご相談事例

ご相談内容

ガス管の塗覆損傷監視装置ができないか?

埋設された高圧ガス幹線パイプラインの全線において、土木工事時に塗装膜が傷つけられたことを即時に検知する装置ができないか。

弊社の対応

ガス管は、腐食を防ぐために防食電流を常に流しています。ガス管の塗覆面が傷付けられた時、対地と塗覆損傷個所で短絡電流が流れることを利用し、電流の伝達遅延時間を計算して、損傷場所を推定する製品を製作しました。

ご相談内容

橋梁の路面上から側面や裏側を点検する装置ができないか?

橋梁の外側側壁及び、橋梁外側底面の画像・映像点検を可能とする点検装置ができないか。

弊社の対応

橋梁点検の装置を製作し納品しました。橋梁を点検するという用途から、持ち運びが可能で、橋梁の裏側まで届くカメラ装置を検討しました。
六角形カーボンパイプを連結して上下左右に電動スライドができるアームを設計し、自由な方向に制御可能な電動カメラ台に小型カメラを搭載しました。
道路上部から安全に点検可能な製品を開発し、納入することができました。

他にも様々なご相談を
お受けしております。

GPS-AVM タクシー配車システムができないか?

→[弊社の対応]最大500台のタクシーの運行状態がリアル管理でき、最適な配車を行うシステムを納入しました。

保安無線基地局が作れないか?

→[弊社の対応]無線機が故障し修理不能、従来メーカは製造中止で対応できず、1台だけ電力仕様に合わせた基地局を納入しました。

電界強度チェッカーが作れないか?

→[弊社の対応]携帯電話の基地局から送信された電波の電界強度を簡易に測定する装置を納入しました。

海上船舶案内放送装置ができないか?

→[弊社の対応]通報原油運搬船の約500メートル遠方の入港ガイド放送装置を納入しました。

公害受信機テスターができないか?

→[弊社の対応]小中学校に設置する、光化学警報装置を試験する装置を納入しました。

インテリジェント・ポリス・インフォメーションができないか?

→[弊社の対応]無人交番の来訪者に、本署から遠隔でテレビカメラとモニタによる道案内などの住民サービスを行う装置を納入しました。

役員出退管理システムが作れないか?

→[弊社の対応]特注で複数の箇所から操作表示できる、役員出退管理装置システムを納入しました。

特注の鉄道防災盤ができないか。

→[弊社の対応]鉄道隧道内の風向・風速・限界検知などの防災情報を表示監視する装置を納入しました。

電力会社向け遮断機テスターができないか。

→[弊社の対応]電力事業者の変電所の大型遮断器の指令起動電圧感動及び3相間の接点接・断の時間差を測定する装置を納入しました。

「装置開発協力」の事例

海上保安庁から感謝状をいただきました
特製ブイ救助に貢献できたことが新聞に載りました

潮流予測の装置開発で、海上保安庁から感謝状

2010年1月、海上保安庁第五管区から大日電子へ感謝状が贈呈されました。
感謝状はGPSを使った潮流予測装「NAGAS」の開発協力に対するものでした。
海上保安庁では、海上で人や船が行方不明になった際、潮流を予測し漂流先を予測するための装置開発を検討していました。
「地上テストではうまくいくが、海上で試験をすると想定通りの動作ができない」と、開発に行き詰ったときに声をかけていただいたのが設計協力のきっかけでした。
杦本は、海上での電波反射や波が装置完成のポイントだと考え、アンテナの設計開発を行いました。2009年11月、高知県沖でヨットから男性が転落した際に「NAGAS」が活用され人命救助に繋がりました。

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